エンジョイワークス(神奈川県鎌倉市)はこのほど、空き家の活用判断をデータに基づき提示するDXサービス「AKIYA Revolution(アキレボ)」を社会実装フェーズへ移行すると発表した。
アキレボは、公的統計、不動産データ、人流データをAIで統合分析し、各物件に対して「活用・売却・賃貸」の最適な選択肢を提示する。物件情報を入力すると、推奨事業プラン、投資額、期待収益、法規制や用途変更の可否を一画面で可視化でき、所有者・自治体・事業者が共通の判断軸で検討できる点が特徴だ。
入力された物件情報はデータベースに蓄積され、これまで表に出にくかった空き家情報も含めてオープンに管理可能になる。これにより、検討から活用・流通まで見据えた意思決定基盤を構築し、将来的には事業者とのマッチング機能にも展開する予定だ。
全国の空き家は約900万戸に達し、活用判断が属人的であることが課題とされてきた。アキレボは、AIとデータ分析に基づく合理的な判断を提供し、持続可能な空き家対策を地域に実装することを目指す。本取り組みは国土交通省「空き家対策モデル事業」に採択されており、一橋大学大学院清水千弘研究室が技術監修を担当する。

アキレボの入力画面イメージ
2025年度は、AIレコメンド機能の高度化や人流データ・POIデータ導入により、事業ポテンシャル評価を精緻化。都市計画法・建築基準法に基づく用途変更の可否判定ロジックも実装し、カフェ・宿泊施設・コワーキング・売買・賃貸など多様な出口戦略に対応する。
奈良県生駒市でのワークショップや湘南エリアでの実証を進めており、4月には「空き家×民泊」「団地×再販事業」をテーマとしたオンラインセミナーも開催される。
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