ジェクトワン(東京都渋谷区)はこのほど、AIを活用した新たな空き家流通プラットフォーム「空き家のコタエ」を発表した。サービス第1弾として、2月17日から空き家の価値を多角的に可視化する「自動査定サービス」を提供開始する。

「空き家のコタエ」 ロゴマーク
「自動査定サービス」は、空き家所有者の「所有する空き家の価値がわからない」という課題を、AIによって解消する新サービス。現場由来の「独自評価アルゴリズム」と「生成AI(LLM)」を組み合わせたシステムで、現場視点の「流通性評価」や「改修コスト算定」、査定ロジックを考慮し、物件ごとに適切な補正を実行する。それぞれの特性に即した価値算出を実現し、「現場基準のコタエ」として提示することで、所有者の前向きな判断と流通活性化を支援する。
同サービスでは、所有者がWeb上で物件の所在地や築年数、構造、延床面積などの基本情報を入力すると、AIが空き家の価値を多角的に算出。売却想定価格や、賃貸・リノベーションを想定した収益シミュレーション、解体にかかる概算費用を提示する。これにより、複数の選択肢を比較・検討することが可能。査定結果を踏まえて専門家に相談したい場合は、同社が展開する空き家事業「アキサポ」をワンストップで利用することができる。空き家の現状と選択肢をわかりやすく整理し、次のステップにつなげられる仕組みを提供する。

「自動査定サービス」イメージ
2016年に空き家事業を開始した同社は、空き家の活用や買取を通じて空き家課題の解決に取り組んできたが、空き家所有者の管理・維持コストの負担や、断片的な物件情報、購入後の活用イメージが描きにくい、という課題があることから、新たな空き家流通プラットフォーム「空き家のコタエ」を開発。売主・買主双方が円滑かつ納得感をもって取引ができるエコシステムを構築し、空き家市場の透明性向上と流通・活用促進を目指す。
今後は、サービス第2弾として、自動査定の情報をもとに、空き家所有者が物件情報や希望価格を掲載し、購入希望者と直接やり取りができる「空き家マッチング機能」を計画。空き家所有者が専門家、購入希望者と手間なく出会える仕組みを構築し、市場の流通促進を図る。
同社は、「空き家のコタエ」を通じて、空き家を「負」動産から「価値」動産へと転換させ、空き家市場の活性化、地域社会の持続的発展に貢献するとしている。
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