国土交通省が3月11日に公表した「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」(2025年10~12月受注分、PDF)によると、受注高の合計は前年同期比24.4%増の4兆503億円となった。このうち住宅に係る工事の受注高は1兆2251億円で同21.9%増加。非住宅建築物に係る工事の受注高は2兆8252億円となり、同25.5%増加した。

住宅リフォーム受注高の推移
店舗併用住宅が伸長
住宅工事の受注高を工事種類別に見ると、「増築工事」は77億円となり前年同期比で34.8%の減少。「一部改築工事」は348億円(14.9%減)となった。一方で、「改装・改修工事」は9479億円(25.2%増)、「維持・修理工事」は2347億円(20.5%増)と伸長した。単価の高い増改築を手控え、改装・改修を選択する傾向が続いている。
業種別では「建築工事業」が7201億円(10.1%増)、「職別工事業」が3116億円(35.8%増)、「管工事業」が1388億円(123.3%増)、「電気・機械器具設置工事業」が357億円(40.2%増)となり、いずれも増加した。中でも管工事の伸びが際立っている。
用途別では「一戸建住宅」が6837億円(21.8%増)、「共同住宅」が5149億円(20.4%増)。「一戸建店舗等併用住宅」は、受注高は188億円だが前年同期比で187.3%増と大きく伸長している。構造・用途別では「木造の一戸建住宅」6237億円(26.5%増)、「コンクリート系構造の共同住宅」4631億円(18.4%増)の順に多かった。
バリアフリー・耐震は低迷
工事目的別では、住宅では「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が187万4621件(9.8%増)、「省エネルギー対策」12万9626件(18.5%増)が上位に。一方で、「高齢者・身体障害者対応」(18.8%減)、「防災・防犯・安全性向上」(17.5%減)、「耐震性向上」(11.6%)は減少傾向にある。
工事部位別では、「給水給湯排水衛生器具設備」66万7178件(17.0%増)、「内装」39万5376件(10.4%増)、「建具」36万9035件(23.0%増)が上位を占めた。「太陽光発電設備」は5997件(14.9%減)にとどまった。
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