積水ハウス(大阪市)、大栄環境(兵庫県神戸市)、AGC(東京都千代田区)は3月10日、住宅の改修工事で発生する廃サッシから窓ガラスを回収し、同等品質の窓ガラスへ再生する水平リサイクルの実証実験を、3月から関西圏で開始すると発表した。ハウスメーカー・リサイクラー・ガラスメーカーによる窓ガラスの資源循環型モデルは国内初という。
国内で建築物の解体・改修時に発生する廃窓ガラスは、多くは埋め立てや低品質なカスケードリサイクルなどに利用されている。同実証実験では、積水ハウスが改修工事で発生する廃サッシを回収・集積し、大栄環境が解体・分別を実施。AGCは、ガラスリサイクル専門業者が加工したカレット(ガラス端材)を原料の一部に使用して、新材と同品質の建築用窓ガラスを再製品化する。積水ハウスは、新たに製造した窓ガラスを同社の住宅商品に採用することで、同社が推進する「循環する家(House to House)」の資源循環モデルを具体化する。
同実証実験では、製品をつくる企業と回収・再資源化する企業が連携し、窓ガラスを循環利用する仕組みを構築。産業廃棄物削減とガラス原料の使用量節減を両立するとともに、資源循環の高度化を図る。
今後は、より多くの排出事業者との連携に適用可能な事業として展開していくとしている。

住宅改修における窓ガラスの水平リサイクル事業スキーム図
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