2025年9月、経済産業省が新たなZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の定義「GX ZEH」を公表した。なぜ今定義の見直しなのか。新しい定義ではどんなスペックが要求されるのか。基本を改めて解説する
そもそもなぜZEHの定義が見直されたのか。その理由はエネルギー政策にある。
2021年に閣議決定した第6次エネルギー基本計画では、「2050年に住宅のストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能が確保されていること」、および「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指し、整合的な誘導基準・住宅トップランナー基準の引き上げや、省エネルギー基準の段階的な水準引上げを遅くとも2030年までに実施する」という2つの目標が設定された。
30年までには省エネ基準のZEH水準への引き上げも予定されており、50年の目標達成も考慮して、現行の定義を上回る水準が設定された。経済産業省はGX ZEHを「2030年代後半に広く普及が期待される住宅」と位置付けており、今後はGX ZEHのレベルが政策上の誘導水準になっていくと予想される。
断熱・省エネ・設備で6つの要件を設定
GX ZEHの要件などを改めて確認したい。経産省は「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギー等を導入することにより・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー3月号(2026年2月28日発行)GX住宅×〇〇 GX当たり前時代の差別化&独自化手法』(P.40〜)でご覧ください。
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