サンゲツ(名古屋市)は、壁面施工の工程を短縮する新建材として、壁紙と石膏ボードを一体化させた「INNO PANEL(イノパネル)」を2月12日に発売した。
壁紙施工の品質は現状、下地補修(パテ処理)や糊付けなど、内装職人の手作業で支えられているが、職人の高齢化および人手不足がますます深刻化する今後、長期的な施工品質保持が難しくなっている。
そこで、高度な貼合技術を持つフジプレアム(兵庫県姫路市)と協業し、「INNOVATION(革新)」と「IN NO TIME(あっという間)」をコンセプトにした壁紙化粧ボードを開発。
基材には吉野石膏(東京都千代田区)の石膏ボードを採用するとともに、磁石と専用テープによる「スマートJG工法」の専門的な知見共有や安全性評価で同社と連携した。

壁紙と石膏ボードを一体化した商品とすることで、従来は現場で行っていた工程を省略し、現場作業の軽減、生産性・持続性の向上を実現。
吉野石膏の「スマートJG工法」を参考に、軽量鉄骨工事後、ビスを使用せずに取り付けられるため、騒音への配慮とパテ処理などの下地補修を不要にした。
また、あらかじめラミネート加工がほどこされており、現場での壁紙施工が要らないため、100平米あたり約180分の施工時間短縮が期待できるとする。
ボード同士は目透かし施工を推奨。これにより、湿度変化による壁紙のクラックを防ぐ。


織物調、石目調、木目調など8柄57点をラインアップ。すべて不燃・フィルム汚れ防止機能を備える。
サイズは3×6版、3×8版、3×9版、3×10版の4種類、厚みは9.5mmと12.5mm(3×10版は12.5mmのみ)。
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