YKK AP(東京都千代田区)の関係会社で都市緑化事業を統括するYKK AP LANDSCAPE(以下、LANDSCAPE社、東京都千代田区)は2月16日、田主丸緑地建設(福岡県久留米市)の全株式を2月10日に取得したと発表した。これにより、同社は民間・公共領域における都市緑化事業の強化を図る。あわせて、YKK APのビル・住宅・エクステリア分野との連携を深め、都市公園や商業施設、分譲住宅、街並み形成において「都市風景のデザイン」という新たな価値創造を提供する。2030年度の売上高目標は100億円。

左:田主丸緑地建設 小西範揚社長、右:YKK AP LANDSCAPE 粟井琢美社長
YKK APは、2025年4月にLANDSCAPE社を設立し、「都市の風景をデザインする」をコンセプトに、建築と調和した緑化デザインを通じて豊かな都市空間の実現を目指している。近年、都市緑化の重要性が民間・公共の双方で高まる中、事業拡大には民間領域のデザイン力や施工力、安定した植栽供給能力が不可欠だと判断し、今回の株式取得に至った。
田主丸緑地建設は、1955年創業の造園・外構の専門企業。同社のデザイン力は国内外で高く評価されており、米国の国際的デザインアワードでの金賞受賞や、グッドデザイン賞受賞など、多数の実績を持つ。中・高価格帯の戸建て住宅の造園・外構工事を中心に受注を確保しながら、優れたランドスケープデザインを展開している。民間領域の都市緑化において、企画・設計から植栽販売、維持管理まで一貫して手がける体制が特徴となっている。
YKK APは2024年7月に公園・街路樹緑化で多くの実績を持つテラヤマ(埼玉県川口市)の全株式を取得し、LANDSCAPE社設立にあわせて同社傘下へ移管している。LANDSCAPE社は、今回の田主丸緑地建設との資本業務提携により、民間緑化を田主丸緑地建設、公共緑化をテラヤマが担う体制を構築。民間・公共の両領域を包括し、企画・設計・植栽販売・施工・維持管理を一貫して提供できる事業基盤を確立する。
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