青森県産材を使用した優れた建築物を表彰する「第18回あおもり産木造住宅コンテスト」の審査結果発表が1月28日、青森県庁で行われた。
同コンテストは、県産材の需要拡大や地産地消の推進、林業・木材産業・木造住宅産業の活性化を目的として実施しているもの。応募総数9作品の中から「木づかい大賞(知事賞)」に、1952HINOKIYA一級建築士事務所・赤穂工務店による「多賀台の家」が選ばれた。
材木屋の設計×職人技が融合
「多賀台の家」は、外壁の一部や玄関ドア、土台などに耐久性・防虫性に優れた青森ヒバを、階段やフローリング・天井・造作材などに柔らかく温かみのある県産スギを使用した住宅。漆喰壁などの自然素材による高い蓄熱・調湿機能により、快適な住空間を保っている。講評では、地域の材木屋による設計と、地元職人の技術が最大限に生かされていると評された。

また、次点となる「木づかい賞(住宅新築)」には、企業組合県木住の「本物の素材に囲まれて暮らす心地よさ」を選出。県産材やホタテ貝殻粉末入りの漆喰といった自然素材を用いた住宅で、外壁を紺色の金属サイディングとスギ板の組み合わせで仕上げている。内装は自然塗料を塗布したスギ板のフローリングなどにより穏やかな色調でまとめた。講評では、県産材をふんだんに使用し、施主と工務店が二人三脚で住宅を作り上げた点が評価された。

◆その他の受賞作品◆
▽木づかい賞(非住宅木質化)「八戸港フェリーターミナル」プラスニューオフィス
▽審査員特別賞(住宅新築)「無垢材や漆喰の自然素材に囲まれた十二間の住宅」齊藤工建
▽県民投票賞(住宅新築)「自然体で暮らせる、木を感じるちいさな住まい」日沢建設
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