建設DX支援を行うArent(東京都中央区)が2月16日に発表した「BIM推進に関するアンケート調査」結果によると、建設業界におけるBIMの導入・普及が進み、約4割(38.0%)の企業が「導入し、活用できている」と答えていることが分かった。2024年の前回調査で最も多かった「活用できていない」との回答は2.5ポイント減少し、28.2%に留まった。
BIMのメリットや効果を実感している点については、「3Dでの可視化によるコミュニケーションや理解度の改善」が最多で33.5%。次いで「データの整合性が図りやすくなった」(18.7%)との回答が多かった。設計・施工プロセスにおけるデータの統一にBIMが貢献し始めていると、同社は分析している。
BIM活用の障壁は人材不足
一方、メリットなどが得られない点については、「現在の業務に加えBIMを活用し、結果として二重作業になる」(20.3%)、「協力会社でBIMが導入されておらず、分野をまたいだ連携ができていない」(15.7%)が上位を占めた。既存ワークフローとの兼ね合いやサプライチェーン全体での連携が喫緊の課題となっている。
BIM活用の障壁については「人材不足」(23.7%)が最多となり、前年調査よりも1.8ポイント増えた。さらに「技術的な課題」(17.4%)、「組織文化」(15.4%)、「ノウハウがない」(14.4%)との回答もそれに続いた。BIMの普及に伴って、それを扱う専門人材の育成・確保が求められている。
同調査は、建設業界従事者を対象に2025年1~12月にかけて実施したもの。有効回答は411件。
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