パナソニック ホームズ(大阪府豊中市)の「くらし研究室」は、家事の負担と楽しみ・やりがいの関係を可視化する「住まいの暮らしやすさに関する調査2025」を実施した。家事53項目を「負担」と「楽しみ・やりがい」の大小で4分類(くたくた家事・わくわく家事・たんたん家事・るんるん家事)したところ、最も多かったのは成果が見えにくい前準備・後片付けに該当する「くたくた家事」(34.0%)だった。一方、油汚れ掃除や献立を考えるなど成果が実感しやすい「わくわく家事」も24.5%を占め、家事の感じ方は項目ごとに大きく異なることが分かった。
また、家事評価の基準に性差が表れ、負担の大きい掃除や片付け工程は、女性は「くたくた家事」、男性は「わくわく家事」と捉える傾向が強いことがわかった。
調査の結果から、暮らしやすい住まいづくりのヒントとして、同社は三点を挙げる。第一に、前準備や後片付けといった負担の大きい工程を短縮するための間取り・家事動線の最適化。第二に、汚れが落ちやすい素材や設備を採用し、成果の実感につながる仕組みをつくること。第三に、盛り付けや器選びなど“気分が上がる”工程を楽しめるキッチンやしつらえの工夫で、家事を単なる作業かた暮らしを豊かにする体験へと高めること――。
家庭内で家事負担が偏りやすい現状において、こういった住まいづくりの工夫が、みんなが前向きに家事に関わったり、家族全体のストレス軽減につながるとしている。
調査は、全国25歳~69歳の既婚男女1101人を対象に、2025年11月14日~21日にかけてウェブで実施した。
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