パナソニックホームズ(大阪府豊中市)は2025年11月、「住まいの温度と空気に関する意識調査」を実施した。約8割が冬季、ヒートショックの原因となる部屋間の温度差を感じても、5割近くが対策していないと回答。また、花粉症発症者の77.2%が室内でも症状が治まらず、室内の温度差や花粉対策が大きな負担になっている実態が明らかになった。


特に洗面脱衣所、浴室、トイレなどの非居室は寒さが気になるという回答が多く、寒さ対策も不十分な傾向が強い。温度差を実感している回答者のうち、部屋間の移動で体調に不安を感じる割合は61.7%に上る。
また、室内空気質に関する設問では、花粉症発症者の45%は「屋外より症状がひどい」と答えている。花粉対策としては、窓を開けない・換気回数を減らす、洗濯物の部屋干しなどが上位に挙がったものの、対流花粉(空気の流れで舞い上がる花粉)対策として重要とされる掃除や空気清浄機による対策は実施率が低い。さらに、対策を継続することに負担を感じる割合は78.5%に達している。

「室内温度の快適さ」と「きれいな空気」の両立を望む人は37.8%を占めるものの、実現できている割合は11.8%にとどまった。費用や手間に対する懸念が大きい一方で「自動で温度と空気が保ってくれる住まい」を重視したいとの回答は69.1%に達し、手間なく快適な環境を維持できる環境性能を求める傾向が見られた。

同調査は、一戸建てに居住する20~69歳の男女1032人を対象に実施した。調査期間は2025年11月25~27日。
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