ガラスのトラブル専門サービス「ガラスお助け本舗」を運営するBEST(神奈川県横浜市)はこのほど、冬に起きた窓ガラスのトラブルに関する調査を実施した。
最も多かったトラブルは「結露」(83%)。また、築年数が10年を超えるとトラブルの発生率が高まる傾向が見られた。

結露以外には「隙間風」(41%)、「ガラス破損」(18%)などが多い。築年数をみると、10年以下が2割に対し11年以上は8割を占める。内外の温度差が大きいうえ、築年数が経過するほど断熱・気密性能が低く、経年劣化も相まって結露や隙間風が発生しやすくなっているのが理由だとみられる。発生箇所ではリビングが最も多く73%を占める。
トラブルによる困りごとでは「寒さ」(49%)がトップだったものの「修理費用の高さ」(26%)への不安も4分の1を超えた。一方、トラブルが発生しても修理せず「放置」したとの回答が52.1%に達した。修理した層でも即日修理はわずか6%。約3割は「6日以上後」だと答えている。
同調査は、冬、窓ガラスのトラブルを経験した全国100人を対象に、10月10日から10月13日にかけて実施した。
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