旭化成ホームズ(東京都千代田区)は、首都圏在住の戸建て新築経験者309人を対象に、「トリプルガラスサッシ(以下、トリプルサッシ)採用者と非採用者の意識・満足度調査」を実施し、その結果を公表した。調査は2025年8月にWEBアンケート形式で行われた。
快適性・安全性・環境性を重視する層に支持
調査によると、トリプルサッシ採用者の71.8%が「高断熱・高気密による夏涼しく冬暖かい室内環境」を最も重視しており、60%がその点に満足していると回答(図2)。冬の住環境に対する「大変満足+満足」は約80%に達し、ペアサッシ(18.8%)やシングルサッシ(10.2%)採用者と比べて顕著な差が見られた(図3)。
また、トリプルサッシ採用者の「建替え・住替えに対する大変満足度」は43.2%と、非採用者に比べ約10ポイント高い(図4)。断熱性の高さによる快適性だけでなく、空調効率の向上による光熱費削減、結露の抑制、遮音性の向上などが満足度に寄与していると考えられる。
トリプルサッシ採用者が共感するライフスタイルの上位は「健康でありたい」(68.4%)、「リラックスしたい」(64.2%)、「安心したい」(57.9%)で、住まいの満足度が日常の幸福感と深く関係していることが示された。
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