阪急電鉄(大阪市)と阪急阪神不動産(同)は3月4日、「(仮称)東阪急ビル建替計画」(大阪市北区)において、パナソニックホールディングスが開発した「ガラス型ペロブスカイト太陽電池」(ガラス型PSC)を実装すると発表した。新築オフィスビルの外装にガラス型PSCを採用するのは国内初となる。

(仮称)東阪急ビル建替計画における「ガラス型ペロブスカイト太陽電池」設置イメージ
ガラス型PSCは、建材ガラスを基板とし、発電機能を一体化した次世代太陽電池。大きさや透過性、意匠性を外観デザインに調和させながらカスタマイズできるため、建物の外装や共用部など、太陽電池の設置が難しかった場所にも導入可能となる。今回は、ガラス型PSC18枚を、建物最上階(10階)の高さ1.4m、幅33mのバルコニーの手摺りに設置し、建物への再生可能エネルギー導入の新たな選択肢を提供する。
同建物(阪急阪神不動産新本社ビル)は、鉄骨造地上10階・地下1階建て、高さ51m、延床面積1万3878.29㎡。2027年12月に竣工予定。環境性能の高さから、すでにZEB Ready認証およびDBJ Green Building認証(プラン認証)5つ星(最高評価)を取得している。今回の取り組みを通じて、カーボンニュートラルの取り組みを推進するとともに、ガラス型PSC設置の効果を検証。今後の阪急阪神ホールディングスグループの開発案件・改修計画での「太陽電池の新たな活用法」を検討する。

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