三重県を中心に注文住宅の設計・施工を手がけるハウスクラフト(三重県菰野町)は、建築を志す学生を対象とした実践型設計コンペティション「第一回 Craft the Future 2026」を開催する。最優秀賞に選ばれたデザインは、同社職人の手により三重県菰野町に実際のモデルハウスとして建設する方針だ。学生のアイデアを現実の建築物へと昇華させる極めて挑戦的な試みとなっている。

建築を学ぶ学生の多くは、図面や模型を用いた「机上」での設計課題に取り組んでいるが、それが実際の建物として形になる経験を得る機会は少ない。こうした中、ハウスクラフトの社長、遠藤真二さんは、建築家の卵に向けて、「本物」の経験をしてほしいとの思いから本コンペを企画したと明かす。その上で、「あなたのデザインが職人の手によって形になり、そこに家族の幸せな暮らしが宿る。建築本来の責任と喜びを学生のうちに肌で感じてほしい」と述べる。
審査には東海・関西圏の主要な建築系大学から、計6名の教授・准教授陣が審査員として参加。さらに遠藤さんを含めた建築家・実務者4人も加わり専門家の視点から作品を講評する。賞金総額は165万円。最優秀賞には賞金100万円、優秀賞には30万円、優良賞には20万円、努力賞には5万円を贈呈する。
エントリーの締め切りは5月9日。応募にあたっては、5月16日、または17日の三重県菰野町での現地視察と説明会への参加が必須だ。対象は大学、専門学校、高校建築科の学生で、個人あるいはチームでの応募が可能。物件のテーマとなる家族構成、敷地条件、周辺環境などの詳細は、エントリー後の説明会にて示される。なお、最終審査会は10月25日、名古屋市内の映画館で一般公開プレゼンテーション形式にて行われる予定だ。
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