一建設(東京都豊島区)は、新卒社員が学生時代に借り入れた奨学金の返済を支援する「奨学金返済支援制度」の運用を4月1日に開始する。
同制度は、高校・大学・大学院・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門課程)卒業者で、貸与型奨学金を返済中の新卒入社社員を対象に、月額上限2万円を毎月の返済額を超えない範囲で支給するというもの。入社時に要件を満たしていれば、職種転換後も対象となる。期間は入社から5年目の3月まで。奨学金の種類や利用状況に応じて、会社による代理返済または賞与時の手当支給により返済支援を行う。支給総額は1人あたり最大120万円。
学費の高騰や中間層の所得減少を背景に、学生の約半数が奨学金を利用しているといわれるなか、就職後の返済義務がある貸与型奨学金は、新卒入社社員の大きな経済的負担となっている。同社は、若手社員の経済的負担の軽減と、安心して働き続けられる環境づくりを目的に同制度を導入。若手人材の確保・定着と人的資本経営の強化を図る。
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