ヒノキヤグループ(東京都千代田区)は2月19日、マンション向けに最適化した設計の全館空調システム「Z空調 マンションTYPE」の提供を開始したと発表した。「Z空調」は2016年の発売以来、3万5000棟以上に導入されているが、マンション専用商品として販売するのは今回が初めてとなる。
「Z空調 マンションTYPE」は、天井スペースに設置するビルトインタイプのエアコン1台で、3LDK(100平方メートル)までの空調に対応する。戸建て用より細い直径100mmのダクトを採用することで、限られた天井裏スペースを有効に活用できるほか、最大8カ所の吹き出し口に対応可能とした。居室や玄関、廊下、脱衣所まで、家中の室温を24時間安定させることで、快適な住環境を提供する。

(左)「Z空調 マンションTYPE」搭載マンション「TOWNCODE」外観、(右)モデルルーム(東京都品川区)
同商品は、「レスコ土地活用カンパニー」のマンション商品への提供をはじめ、他社の分譲・賃貸マンションにも販売する。賃貸マンションを建築・所有するオーナーにとっては、物件の差別化や付加価値の向上によって、平均以上の賃料設定が期待できるとしている。また、壁掛けエアコンの設置スペースが不要になり、室外機も1台で済むことから、建物の内観・外観デザインの向上や資産価値の維持にもつながるという。
新築マンション全戸への導入だけでなく、一部住戸への導入や既存マンションのリノベーションにも柔軟に対応する。
販売開始に合わせ、東京都品川区のマンション内に「Z空調 マンションTYPE」を導入した2LDK(72.93㎡)のモデルルームを開設した。工務店向けの販売価格(税込)は、専有面積60㎡で95万8540円からで、材工価格(設計費・10年保証含む)としている。
ヒノキヤグループは同商品の提供を通じ、家中の空気を24時間365日快適に保つ全館空調「Z空調」の普及を、戸建てだけでなくマンションへも広げていく方針だ。
■関連記事
ヒノキヤグループ、「Z空調」累計受注棟数が3万5000棟に
桧家住宅、開放的な空間を実現する「大空間」販売開始
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。



























