東京カンテイ(東京都品川区)が2月19日に発表した1月の首都圏における中古マンション70㎡あたりの平均価格は、前月比1.8%増の6672万円と18カ月連続で上昇した。
東京都は1.8%増の1億427万円と21カ月連続で上昇。前年同月比は昨年4月以降30%以上のプラスを維持している。神奈川県は4148万円(1.2%増)と2カ月ぶりに上昇し、昨年11月の水準を上回った。埼玉県は3140万円(0.2%増)、千葉県は2852万円(0.5%増)といずれも上昇が続き、3カ月ぶりに全域で強含んだ。
都市別では、東京23区が前月比1.4%増の1億2123万円と21カ月連続で上昇。堅調なトレンドに加え全域での築浅事例の新規流通が増加する中、直近3カ月で最も鈍い上昇率となった。都心6区は1.1%増の1億8796万円と36カ月連続で上昇。城南・城西エリアも1億円の大台に迫っている。水面下では都心部の流通戸数が新規分・継続分ともに増加傾向にあり、直近のピークを上回る水準で推移している。価格改定シェアの動向などから、価格上昇トレンドが落ち着くにはしばらくかかるとみられる。
横浜市(1.2%増)は2カ月ぶりに上昇し昨年11月の水準を上回った。さいたま市(2.4%増)は上昇傾向を維持。千葉市(0.5%増)は築浅事例が減少し、やや築古化が進んだものの連続上昇した。
近畿圏は8カ月連続プラス、中部圏はピーク目前から続落
近畿圏は、前月比1.6%増の3358万円と8カ月連続で上昇。主要エリアが連続プラスとなり全体を押し上げた。大阪府は2.2%増の3994万円と8カ月連続上昇。兵庫県は1.0%増の2556万円と上昇傾向を示し始めている。
都市別では、大阪市が5853万円(2.9%増)と14カ月連続で上昇。前年同月比も30%前後の水準を維持している。市中心部は8994万円(2.7%増)と再び上昇し、都心6区と同様に流通戸数・価格改定シェアともに上振れ始めている。神戸市(1.7%増)は3カ月連続で上昇した。
中部圏は前月比0.3%減の2306万円、愛知県は0.7%減の2433万円といずれも2カ月連続で下落。11月には直近のピークに迫っていたが、ともに続落した。前年同月の水準は辛うじて上回っている。名古屋市は2912万円(0.3%減)と小幅ながら連続下落した。3000万円台目前で天井感が強まっており、前年同月比も上昇率が縮小している。市中心部は3948万円と概ね横ばいとなった。

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