メガソーラーなども含めた太陽光発電の普及拡大により、各地で昼間の「電力余り」が問題になり、需要側による電力需要量の調整、すなわちディマンド・レスポンス(DR)が電力政策上重要になっている。住宅でも太陽光の自家消費は今後ますます重要になっていくだろう。自家消費率向上の基本を解説する。
住宅用の太陽光発電を自家消費する手段として、現状は①おひさまエコキュート②蓄電池③電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHEV)―の3つが考えられる。それぞれの特徴をまとめた。
①おひさまエコキュート
現在最も有力な選択肢は給湯機におひさまエコキュートを選択することだろう。従来のエコキュートは深夜電力を使って湯を沸き上げるが、おひさまエコキュートは太陽光で発電した電力を使う前提で昼間に沸き上げを行う。昼間の沸き上げはヒートポンプの効率もよく、沸き上げから使用するまでの間隔も短いため熱のロスが少ないという利点もある。また、おひさまエコキュート向けの電力料金プランを用意する大手電力会社も増えており、施主が経済的なメリットを実感しやすくもなっている。
機種の選定にあたって注意が必要なのは「昼間シフト型」だ。昼間シフト型は一定量を夜間に沸かす前提で、100%昼間に沸き上げを行うことはできない。電力料金プランによってはかえって割高になる可能性もある。また・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー3月号(2026年2月28日発行)GX住宅×〇〇 GX当たり前時代の差別化&独自化手法』(P.44〜)でご覧ください。
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