シャープエネルギーソリューション(SESJ、大阪府八尾市)と九州電力(福岡県福岡市)は、家庭用蓄電池を活用したデマンドレスポンス実証を3月1日から開始する。実証は5月31日までの3カ月間実施され、シャープ製蓄電池を所有し九州電力の家庭向け電気料金プランを契約する最大100世帯が対象。
実証の背景には、太陽光発電の導入が進む九州エリアにおいて、2024年度の再エネ出力制御日数が128日に達するなど、余剰電力の有効活用が課題となっている状況がある。
今回の取り組みでは、SESJが提供するクラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」を活用し、シャープ製の家庭用蓄電池を昼間の太陽光発電が多く稼働する時間帯に充電し、夕方の需給ひっ迫時に放電するよう遠隔制御する。これにより、家庭の蓄電池を地域全体の需給調整に役立て、再エネの有効利用と電力系統の安定化を図る。
実証開始に先立ち、2月17日から参加モニターの募集が始まっており、参加者には実証終了後、九州電力から5000円相当のデジタルギフトが謝礼として提供される。
両社は今後、実証で得られる家庭用蓄電池の充放電制御データを活用し、需要家に新たな価値を提供するサービスの開発を進める。

共同実証のイメージ
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