経済産業省は9月26日、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の新しい定義「GX ZEH」を公表した。2030年および50年の政策目標達成に向け、戸建てではGX志向型住宅と同等の水準に、再生可能エネルギー、高度エネルギーマネジメント、蓄電池の導入を要件化。集合住宅の定義・ZEH-Mも同様に外皮性能や一次エネルギー消費量の要求水準を引き上げ、2027年4月から適用を開始する。
性能の水準引き上げ、戸建てはHEMS・蓄電池を要件化
2021年に閣議決定した第6次エネルギー基本計画において、2050年にストック平均でZEH水準の性能を確保するとの目標が設定された。加えて、30年に予定される省エネ基準のZEH水準への引き上げも踏まえ、5月12日の総合資源エネルギー調査会第48回省エネルギー・新エネルギー分科会省エネルギー小委員会で「2030年代後半に広く普及が期待される住宅」として案が示されていた。
改めてGX ZEHの要件を見る。戸建てでは・・・
この記事は新建ハウジング10月10日号1面(2025年10月10日発行)に掲載しています。
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