東京カンテイ(東京都品川区)が1月8日に発表した12月の首都圏における木造一戸建て中古住宅の平均価格は、前月比4.7%増の4271万円と上昇に転じた。
東京都は7460万円(14.2%増)と3カ月ぶりに上昇。1年以上築浅化が進み、上昇率は前月比・前年同月比ともに2ケタに達した。神奈川県は4290万円(2.2%減)と連続下落し、前年同月も下回った。千葉県は2962万円(2.8%増)と反転上昇し、築古化したものの前年同月も上回った。埼玉県は2820万円(5.1%減)と反転下落した。
都市別では、東京23区が1億4769万円(28.2%増)と3カ月ぶりに大きく上昇した。都下は4548万円(2.0%増)と上昇した。
横浜市(0.1%減)、川崎市(1.2%減)は下落。相模原市(3.5%増)は上昇、千葉市(1.7%減)は連続下落した。さいたま市(3.1%増)は築古化が大きく進んだが、高額事例により連続上昇となった。
愛知、前月の反動で大きく上昇
近畿圏は、前月比1.4%増の2989万円と3カ月ぶりに上昇した。大阪府が3183万円(9.4%減)と大きく下落し、前年同月比はプラスを維持したもののやや水準を落とした。兵庫県は3016万円(2.7%増)と連続上昇。京都府は3792万円(12.6%増)と大幅上昇し前年を上回るも、4000万円台には届かなかった。
都市別では、大阪市(18.3%減)は3カ月ぶりに下落。堺市(12.9%減)は大きく下落したが、10月の価格は上回った。神戸市(9.1%減)は5カ月ぶりに下落。京都市(11.3%増)は前月の反動などから大きく上昇した。
中部圏は、前月比8.8%増の2579万円と反転上昇。愛知県は3203万円(11.7%増)と前月の反動から大きく上昇し、築浅化もみられた。名古屋市は4382万円(11.0%増)と連続上昇し、上昇率も拡大している。
宮城県は、前月比6.7%減の2698万円と3カ月ぶりに下落。前月比・前年同月比ともに築古化が4年以上進んだ。仙台市は3305万円(4.1%減)と下落に転じた。
福岡県は11.3%増の2732万円と大きく上昇し、2014年4月の集計開始以降の最高価格となった。福岡市は5016万円(14.2%増)と上昇し、最高価格を更新した。
調査対象は、敷地面積100㎡~300㎡の木造住宅で、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件。

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