建設物価調査会が3月2日に公表した、2026年2月分の「建設資材物価指数」(※)動向によると、建設総合の全国平均は145.2となり、前月比で0.3%(0.5ポイント)上昇。15カ月連続での上伸となった。前年同月比では3.4%(4.8ポイント)の上昇となっている。
※速報値、2015年の平均を100として算出
このうち建築部門は144.0となり、前月比で0.2%(0.3ポイント)上昇。建築補修は140.9となり、前月比で0.2%(0.2ポイント)の上昇となった。建築部門・建築補修ともに15カ月連続で上伸している。

建設資材物価指数の推移
ケーブル類など非金属+0.23
建設総合への寄与度を品目別にみると、電線・ケーブル・銅小板などの「非鉄金属」が前月比+0.23、燃料油などの「石油製品・舗装材料」が同+0.04となり指数をプラスに押し上げた。「非鉄金属」では、原材料である銅相場の続伸を背景にメーカーの値上げが進んだことがプラス要因に。「石油製品・舗装材料」は、原油の調達コスト増を要因とした卸売価格の引き上げ浸透が、指数動向のプラスに寄与した。

建設総合の前月比寄与度(全国平均)
都市別の動向では、全調査対象地点で前月比プラスとなった。「高松」(前月比+0.5%)では、コンクリート用砕石などで製造コスト増を転嫁した値上げが行われ、指数動向のプラスに寄与した。「福岡」(同+0.4%)では、道路用コンクリート製品や異形棒鋼の値上げが指数を押し上げた。「東京」(同+0.4%)では、コンクリート製品やアスファルト混合物、H形鋼の値上げがプラスに寄与した。
今後の見通し(東京)については、主要資材のうちH型鋼、ストレートアスファルト、コンクリート型枠合板、600Vビニル絶縁電線、軽油の5品目で強含みになると予測している。

都市別の建設総合部門の指数
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