国土交通省が12月25日公表した2025年11月分の「建設労働需給調査結果」(PDF)によると、8職種の過不足率は0.2%の不足となり、10月と比べて0.6ポイント不足幅が縮小した。電工・配管工を除いた6職種は1.0%の過剰で、前月より1.1ポイント不足幅が縮小した。
職種別では、「鉄筋工(建築)」が△14.5%の過剰となり、8カ月連続での過剰となった。前月から5.2ポイント過剰幅が拡大している。その他の職種は不足となった。不足率が高かったのは「配管工」(2.3%)、「とび工」(2.1%)、「電工」(2.0%)、「左官」(1.4%)など。このうち「左官」は1.3ポイント、「電工」は0.4ポイント不足幅が拡大した。
新規募集では、「配管工」(8.7%)、「電工」(6.9%)、「とび工」(5.7%)、「左官」(4.7%)などで不足率が高くなった。

職種別の状況
地域別では、「北海道」「関東」で過剰、「近畿」「沖縄」で均衡、その他の地域で不足となった。最も不足率が高かったのは「東北」の1.6%で、「鉄筋工(建築)」(16.1%)、「左官」(7.4%)などで不足が目立った。
一方、関東では前月に続いて「鉄筋工(建築)」が△27.8%の大幅な過剰に。前月の△20.2%からさらに7.6ポイント過剰幅が拡大した。「鉄筋工(建築)」は北海道でも△24.8%の過剰となり、全国平均を押し上げる要因となっている。
1月の労働者確保「困難」が27%
残業・休日作業を実施している強化現場の割合は2.8%で、前月から0.5ポイント増加。強化理由は「昼間時間帯の時間制約」(28.6%)、「前工程の工事遅延」(25.7%)、「天候不順」(11.4%)、「無理な受注」(8.6%)だった。このうち「昼間時間帯の時間制約」は前月から2.0ポイント増加、「前工程の工事遅延」は8.7ポイント減少した。
1月の労働者確保の見通しは、「困難」が12.1%、「やや困難」が14.9%、「普通」が66.4%、「やや容易」が3.4%、「容易」が3.2%となった。

過不足率の推移
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