住宅生産団体連合会(住団連)が12月3日に公表した2024年度「戸建注文住宅の顧客実態調査」によると、24年度の建築費は平均で4760万円、土地を含む住宅取得費は平均7006万円だった[グラフ1]。建築費のみを見ると土地を購入しての新築が4406万円に対し、土地代がほぼかからない建て替え(「古家解体・新築」)は5268万円で「相対的に建築費のグレードを高めている」傾向がうかがえた。

[グラフ1]建築費・土地代の構成比および合計金額
同調査は2000年から毎年実施しており、24年度で25回目。24年度の有効回答数は2435件で、2304件は同連合会企業会員である大手ハウスメーカーなどの営業担当者が回答。131件は中小事業者のサンプルとなる。
住宅取得費が最も高かったのは「買い替え」の9052万円(前年度8254万円)。うち建築費は5415万円、土地代が3112万円で、建築費・土地代のいずれも最も高い金額となった。
建て替え同様土地代が事実上発生しない「親の土地/相続・新築」の建築費も上昇傾向にある。24年度は4655万円で、22年度からはプラス600万円となった。
また・・・
この記事は新建ハウジング12月20日号1面(2025年12月20日発行)に掲載しています。
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