Nature(横浜市)は、スマートリモコン「Nature Remo Lapis(ネイチャーリモラピス)」に搭載されている「オートエコ機能」の節電効果について実証実験を行い、その結果を公表した。
「オートエコ機能」は、エアコンを自動制御して、快適性と電力消費量削減を両立させる機能。住まい手が任意で設定する(1)快適性重視、(2)バランス重視、(3)節電重視に応じて節電運転を行う。
この機能について、同社の社員とラボ(Smart Energy Lab)で利用実験を実施。
社員の実績としては、約14カ月で5,488円の節電効果を確認し、2年以上の使用で製品価格7,980円を上回る節電効果が期待できる可能性が見えてきたという。

その後、ラボ(木造2階建ての1階の1室、毎日午前0時から4時の4時間エアコン暖房23℃稼働)においてデータ集計・分析を行った。
外気温が同程度の2日をサンプルに、オートエコ機能がONの時とOFFの時とで電力消費量を比較したところ、ONのほうがOFFの日よりも約11%電力消費量を削減できることがわかった。同機能をONにしていても、室温はほとんど変わらないことを確認した。
さらに、ONとOFFをランダムに切り替えた2週間分のデータをもとに重回帰分析を行ったところ、ONの場合、1時間あたり約17.8%電力消費量を削減できることを確認した。
また同社は、東京都世田谷区と協働で「デジタル技術による新たな省エネ実証事業」を実施した。
世田谷区民を対象に、エアコンなどの自動制御ができる「Nature Remo Lapis(ネイチャーリモラピス)」や電力消費量を見える化する「Nature Remo E2 lite(ネイチャーリモイーツーライト)」を使うことで、無理せず手軽に省エネ生活ができることを2025年7月1日から8月31日の期間で検証。その成果について2025年12月25日に報告書を公開した。
参加世帯は384世帯で、提供機器と節電制御方法の違いで4グループに分類。家電の自動制御に加え、アプリを通じたプッシュ通知や電力消費量の可視化によって行動変容を促した。
その結果、参加者全体で一般世帯と比べて2.52%の電力消費量の削減を達成。なかでも「ネイチャーリモラピス」のオートエコ機能を使った人は、使っていない人と比べて明確に電力消費が抑えられていた。

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