新建ハウジングでは11月19~21日の3日間にわたり「工務店経営会議」を開催した。物価上昇、集客・受注難、人手不足、顧客ニーズの多様化・高度化、社会からの要請などさまざまな難題を乗り越える“ヒント”を、ごく一部だが紙面でも紹介する。2026年、自社はどうすべきかを考える手助けになれば幸いだ。
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議事6 高性能住宅×防災について考える
脱炭素時代の工務店戦略
防災と快適性が次世代住宅の条件
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| 竹内 昌義さん 東北芸術工科大学 教授 |
あんどう りすさん アウトドア防災ガイド |
脱炭素に向け住宅の省エネ化が進む昨今だが、高性能は防災にも資する。本セッションでは、東北芸術工科大学教授の竹内昌義さんと、アウトドア防災ガイドのあんどうりすさんが、住宅性能と防災を融合させる視点を提示した。
竹内さんは、脱炭素社会を見据えた高性能住宅の普及を提案した。家は暮らしを守るものであり、災害時には「自宅避難」という考え方が重要になると強調。高断熱化により冬は暖かく夏は涼しい快適な住環境を実現し、停電時でも室温を維持できる「命を守る性能」になると説明した。新築住宅の理想形は、いわゆる“断熱等級6.5”に太陽光発電を組み合わせ、耐震等級3を確保すること。高性能賃貸や耐震・断熱改修を含むリノベーションも選択肢になると指摘した。
さらに・・・
この記事は新建ハウジング12月20日号7面(2025年12月20日発行)に掲載しています。
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