屋根・外壁工事店のマッチングサイト「やねいろは」「かべいろは」を運営する、いえいろは(岡山市)は、屋根リフォームに関する調査を実施した。屋根リフォーム未実施者の46.2%が補助・助成金制度を認知していなかったが、80.2%は制度の利用が可能なら「前向きに検討したい」と回答。公的な支援制度の認知不足が障壁となっている実態がうかがえた。

回答者500人のうち、リフォーム未実施者の割合は57.6%(288人)。理由としては「費用が高い」が51.4%で最多となり、費用への不安が大きいことがわかった。その他には「急ぎではなかった」(37.5%)、「必要性を感じなかった」(17.7%)などが挙がった。
一方、過去に屋根リフォームを実施した人(42.4%、212人)の回答をみると、きっかけとしては「築年数・老朽化」が71.2%で最多。
また、事業者を探す際の情報収集手段としては「以前利用した業者」が42.9%、「知人の紹介」が39.2%と、信頼性を重視する傾向がみられた。一方でインターネット検索も20.8%一定の割合を占める。

同調査は、全国の持ち家(一戸建て)に居住する、屋根修理や屋根リフォームを検討または実施した30代~70代の男女500人を対象に実施。調査日は10月10日。
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