オリコン(東京都港区)は12月1日、グループ会社のoricon MEが実施した「リフォーム」顧客満足度調査の結果を「オリコン顧客満足度®」公式サイト内で公表した。複数個所に対して、計500万円以上のリフォームを行った人を対象としたフルリフォーム部門では、「住友林業のリフォーム」が3年連続で総合1位を獲得。「営業担当者の接客力」や「工程管理」、「費用」など7つの評価項目全てで首位を占めた。実際の利用者からは「親身な対応」「安心感」などを評価する声が寄せられ、こまめな対応力の高さが満足度に寄与した要因とみられる。
戸建てリフォーム部門では98のサービスを対象に調査を実施。総合1位となったのは、5年連続首位となるジョーシンまごころリフォームと2年連続首位となるPanasonicリフォームClubの2社だった。ジョーシンは「工程管理」など、PanasonicリフォームClubは「担当者の対応力」が評価された形だ。利用者からは「リーズナブルな価格で仕上がりもよい」「見積価格が分かりやすい」(ジョーシン)、「アフターサービスがしっかりしている」(Panasonic)などの声が寄せられている。
マンションリフォーム部門では、89のサービスを対象に調査を行い、パナソニックリフォームが5年連続で総合1位を維持した。特に「営業担当者の提案力」は6年連続首位を維持し、提案から施工までの丁寧な対応が支持を集めている。総合2位の住友不動産のリフォームは「仕上がり・デザイン」で初の1位を記録し、「保証・アフターサービス」でも2年連続首位を守った。
今回の調査は全国の利用者を対象に第三者機関が実施。過去5年以内に自身が居住する住宅でフルリフォーム、マンションリフォーム、戸建てリフォームを経験した人を対象としている。有効回答数はフルリフォーム2650人、マンションリフォーム5774人、戸建てリフォーム1万7540人。施工金額や対象条件を満たした企業について、総合・評価項目別・部門別にランキングをまとめたもの。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。































