ハウスドゥブランドで不動産事業を展開するAnd Doホールディングス(東京都千代田区)は、全国の中古住宅購入経験者を対象に「中古住宅購入に関するインターネット調査」を実施した。購入者の82.1%は、入居後に「満足している」と回答。満足している理由としてはエリアや立地、費用が上位を占めた。

同調査は6月11~6月18日にかけて実施。有効回答数は630人。購入物件は戸建てが49.7%で、マンションが41.1%だった。購入価格の最多は「2000万円台」で、全体の約6割が1000万円台~3000万円台で購入していた。
購入物件の築年数は「10~19年」が28.6%で最も多かった。エリア別にみても30年未満が多くを占めるものの、北海道では「30~39年」が31.2%、「40年以上」も25.0%で、築30年以上が半数を超えた。
中古住宅を選んだ理由のトップは「予算的に手頃で新築より購入費用を抑えられるため」(41.0%)。「新築にこだわりがなかったため」も31.6%を占めている。また、初めての住宅購入で中古住宅を選んだ人は75.9%に上った。
購入時に重視した点は「価格」(58.7%)や「物件の広さ、間取り」(50.6%)、「建物の状態、品質」(41.7%)が上位。一方、不安を感じる要素としては「見えない不具合の有無」(43.3%)や「修繕やリフォームにどの程度費用がかかるか」(37.9% )が挙がった。購入後の不満や後悔でも、修繕・リフォーム費用や購入後に発覚した不具合は上位となった。
中古住宅の購入を経て、印象が「良い方向に変化」した回答者は全体の48.4%。検討中の知人に中古住宅を推奨するとの回答も76.3%にのぼり、中古住宅への関心の高さがうかがえる結果となった。
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