インテグラル(茨城県つくば市)は、2026年4月から開始するBIM図面審査制度に対応するための機能強化として、木造構造設計ソフト「ホームズ君 構造EX」に、BIM図面審査に対応したIFCデータ出力機能を新たに搭載する。11月公開予定。
IFC(Industry Foundation Classes)は、異なるソフト間でBIMモデル情報を共有するための国際標準フォーマット。新機能により、従来のPDF形式の確認申請図書に加え、IFCデータの添付が可能となり、BIM図面審査に対応した申請が行えるようになる。
これにより、申請者は整合性の高い申請書の作成が可能となり、審査者側も遠隔地での作業や一部項目の確認省略が可能となる。申請業務の効率化や審査期間の短縮が期待される。
インテグラルは今後も、実務者の業務負担軽減に向けたソフトウェア提供やDX・AI活用支援を継続していくとしている。
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