パナソニック アーキスケルトンデザイン(大阪府門真市)は、テクノストラクチャー工法に全館空調仕様を追加し、10月1日からパナソニックビルダーズグループ加盟店を通じて販売を開始した。普及価格帯のシステムを採用し、同時に規格プランやマニュアルの提供で、工務店による普及価格帯の住宅における全館空調の普及を促す。
同社の調査では、新築購入予定者の45%が全館空調に魅力を感じていると回答。一方で実際の採用率は3%にとどまり、ニーズと採用実績に大きなギャップが生まれている。
同社は、ギャップの原因のひとつに導入コストがあると分析。熱交換換気とエアコンを組み合わせた普及価格帯のシステム「ウイズエアー ディライト」(パナソニック)を採用した。
加盟店向けには、提案の難易度を下げるためにダクトの検討済み規格プランや機器配置のマニュアルなどを提供する。同工法の特性を生かすことで、ダクトスペースを確保しながらも天井高2.7mの大空間を実現できる。


熱交換換気とエアコンを組み合わせた普及価格帯のシステム「ウイズエアー ディライト」導入住宅の外観イメージ
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