不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は9月29日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された8月の首都圏新築戸建ての価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は前月比0.4%増の4826万円と2カ月ぶりに上昇した。6エリアが前月比プラスとなり、東京都下、横浜市・川崎市、埼玉県他、千葉県西部の4エリアで2017年1月以降最高額を更新した。前年同月比は5.9%増と12カ月連続で上昇し、全8エリアで5カ月連続前年同月を上回った。
エリア別では、神奈川県他、千葉県他が前月比マイナスとなったものの、下落率はいずれも0.5%未満にとどまっている。東京23区は直近4カ月で上昇と下落を繰り返しているが、首都圏全体では上昇基調とみられる。

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