不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は8月28日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された7月の首都圏新築戸建ての価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は前月比0.1%減の4807万円と6カ月ぶりに下落した。東京都下、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、千葉県西部の4エリアでは2017年1月以降最高額を更新した。前年同月比は5.8%増と11カ月連続で上昇し、全8エリアで4カ月連続前年同月を上回った。
エリア別では、東京23区が前月比1.3%減と5月に続き1%超えの下落となり、2023年半ばからの上昇傾向に一服感がみられる。一方、東京都下と神奈川県他は6カ月連続、横浜市・川崎市は5カ月連続上昇し、いずれも堅調に推移している。

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