型枠、内装、リノベーション工事の鈴木工務店(東京都墨田区)は2月20日、全国の持ち家(戸建て)居住者200人を対象にリフォーム・リノベーションに関する意識調査を実施した。検討の理由としては老朽化・設備の劣化が61.0%と最多だったものの、省エネ・断熱や耐震といった性能向上への関心も高かった。改善したい部位でも水まわりと並んで断熱・窓の割合が高くなった。
老朽化や設備の劣化を理由に挙げる人は、水回りや外壁、屋根の不具合をきっかけに検討する傾向が強い。また、「省エネ・断熱性能を上げたい」は29.5%、「安全性を高めたい(耐震・防犯)」は26.5%と、性能向上へのニーズも目立った。一方、使い勝手の改善やライフスタイルの変化を理由とする回答は2割未満にとどまった。
改善したい箇所では「断熱・窓(寒さ・暑さ対策)」が17.5%で最多となった。光熱費の高騰や体感温度への不満が背景にあるとみられる。次いで「浴室」が15.5%、「外壁・屋根」13.0%、「キッチン」9.5%が続いた。給湯器や電気設備など、設備更新への関心も一定数みられた。
リフォームに対する懸念点では「費用が高くなりすぎる」が57.0%と突出して高くなった。また「良い業者を見つけるのが難しい」42.5%、「見積もりが適正かわからない」38.0%が続き、契約を判断する難しさがうかがえる。施工後の不具合や希望通りの仕上がりへの心配、アフター対応への不安も3割前後あった。
同社は今回の結果から、生活者は派手な改修よりも老朽化対策や性能向上、費用や情報の透明性を重視していると分析。事業者にとっては「わかりやすい情報提供や明確な費用提示、施工後まで見据えたサポート体制の整備」が重要になるとしている。
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