千葉県の千葉市中央区生実(おゆみ)町で、工務店3社による街並み形成型の分譲事業「OYUMI LIFE DESIGN Village(生実ライフ・デザイン・ヴィレッジ)」が始動した。性能、意匠に優れる顧客満足度の高い家づくりや持続可能な経営のあり方を目指し、企業の枠を超えて切磋琢磨する工務店グループ「千葉good工務店会」のスタジオ・チッタ(千葉市)、須藤建設(同)、工藤工務店(八街市)が共同プロジェクトとして取り組む。【編集部 関卓実】

「OYUMI LIFE DESIGN Village」のイメージパース。“工務店らしさ”を生かした魅力的な街並みの創出を目指す
舞台となるのは、周辺に学校や公園などが多く、生活利便性や教育環境に恵まれた生実町の一角約1000㎡。子育て世代のファミリー層を主なターゲットとし、全8区画を販売する。用地はスタジオ・チッタが一括で取得した。同社、工藤工務店、須藤建設がそれぞれ2区ずつ分譲するほか、スタジオ・チッタは自社のフルオーダー住宅とセミオーダー住宅の2棟(2区画)の売却型モデルハウスも新築し、2年弱の期間限定で運用する。

スタジオ・チッタ取締役 中村仰希さん
「画一的な大手ハウスメーカーにはできない魅力的な暮らしや住まいのデザインと提案」をコンセプトとして掲げる千葉good工務店会によるコラボ分譲は、八千代市で2016~17年にかけて行った「はぐみの杜 LIFE DESIGN Village」に続き2例目だ。ライバルでもある工務店が協業できる理由について、スタジオ・チッタ取締役の中村仰希さんは「顧客に向き合う姿勢や暮らし、住まいに対する価値観を共有していて、互いにその思いや実力を認め合っている点が一番大きい」と説明する。
3社とも優れた性能・デザイン、無垢の木をはじめとする自然素材の活用、庭や街並み・周囲の景観との関係性にこだわった家づくりをっているため・・・
この記事は新建ハウジング7月30日号2面(2025年7月30日発行)に掲載しています。
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