積水化学工業(大阪市)環境・ライフラインカンパニーは、パテ埋め不要防火区画貫通措置部材「フィブロックNEO」について、今春にも国土交通大臣認定を取得予定だと公表した。これにより、すでに認定を取得している電気用途に加え、新たに空調配管でも使用できるようになる。
防火区画をケーブル・給排水管・空調管等が貫通する場合、隣室への延焼を防ぐために、貫通部を国土交通大臣が認めた方法で処理する必要がある。同社は2001年、火災発生と同時に5~40倍に膨張して断熱層を形成するプラスチック系耐火材料「フィブロック」で国内初の国土交通大臣認定を取得。

さらに2021年には、電気用途(PF管・ケーブル貫通用)向けに、簡単・高精度に施工でき、確実な目視検査ができる区画貫通措置部材としてパテ埋め作業不要の「フィブロックNEO」を新たに開発した。
シートを留め具で固定しカバー材を被覆付き針金で巻くだけで施工が完了。パテ充填がなく、完工見え掛かり部での目視検査の精度が向上するうえ、配線作業・追加配線が容易になる。

冷媒管などの空調用途の防火区画貫通措置は依然としてパテ埋め工法が主流で、施工後にパテが脱落するといった課題があったが、今回、空調用途でも「フィブロックNEO」を使用できるよう国土交通大臣認定を申請した。2026年春にも取得できる予定。
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