アールシーコア(東京都渋谷区)は11月14日、2026年3月期第2四半期(2025年4月~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.7%増の53億6100万円、営業損失は1億8200万円(前年同期は2億4800万円の損失)と赤字幅を縮小した。経常損失は1億2700万円(同2億3900万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億3000万円(同2億6400万円)。
主力のBESS新築戸建て事業は、前期末の受注増の反動で第1四半期は低調だったが、第2四半期は4年ぶりの高水準となり回復した。第2四半期累計の契約棟数は217棟(前年同期比96%)、契約高は57億2200万円(同93%)。特建事業(BtoB)は前年同期比で約4億円減少したが、契約残高は97億4200万円と前期末比120%に積み上がった。
売上総利益は15億9500万円(前年同期比7%増)、販管費は17億7700万円(同3%増)。高利益率のプロジェクトが寄与し、売上総利益率は29.8%と前年同期比1.6ポイント改善した。
旭化成ホームズと資本業務提携
同社は10月、旭化成ホームズと資本業務提携契約を締結。旭化成ホームズがアールシーコア株式約63万5000株(議決権比率14.01%)を取得し、筆頭株主となった。両社はブランド力と事業基盤を生かし、移住・二拠点居住やストック住宅流通活性化など、多様なライフスタイル提案に向けた事業連携を進める。
通期業績予想は、売上高117億円(前年同期比6%増)、営業損失4億2000万円、経常損失3億8000万円、当期純損失5億6000万円を見込む。第1四半期の契約獲得が進捗しなかったことや、建築基準法改正に伴う確認申請期間の長期化で着工・部材納品が遅れた影響により、売上高を当初計画から6億5000万円下方修正した。
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