ログハウスブランド「BESS」を展開するアールシーコア(東京都渋谷区)は10月1日、同社初となる賃貸向け木造集合住宅を発売した。第一弾は、人気シリーズ「ワンダーデバイス」のデザインを採用したテラスハウス(長屋)型で、同日から2026年3月末までの期間、限定5棟で賃貸経営オーナーからのモニター募集を行う。
新商品は、BESSが戸建て住宅で培ってきた“遊びごころある木の住空間”を集合住宅に展開するもの。床や壁に天然の無垢材を用い、吹き抜けやロフト、デッキ、土間などを標準仕様とし、開放感と自由度の高い間取りが特徴。加えて、「外とつながる暮らし」を重視し、ベランダやデッキを標準装備。DIY可能な壁面など、入居者が暮らしを“手をかけながら楽しむ”ための工夫も盛り込んだ。
外観はガルバリウム鋼板と木材の組み合わせで、街中にも馴染むデザイン。戸建てモデルで取得している意匠権を活かし、他にはない差別化された仕様を実現した。同社は「高い入居率を維持できる個性的な賃貸住宅として、オーナーのニーズにも応える」としている。
モニター募集は、竣工時の発表会や内覧会への協力、事例紹介などが条件。建物本体価格を特別価格で提供する特典がある。

BESS木造集合住宅「ワンダーデバイス 」デザイン(イメージ画像)
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