アールシーコア(東京都渋谷区)はこのほど、展開するログハウスブランド「BESS」の単独展示場「LOGWAY(ログウェイ)」内のモデル棟を、宿泊体験ができる施設として運用を開始すると発表した。11月以降、BESS札幌(北海道江別市)・BESS木更津(千葉県木更津市)の各1棟にて、宿泊受け入れを順次開始する。

LOGWAY BESS札幌 宿泊棟
同社は、2024年7月に別荘サブスクリプションサービス「OURoom(アワールーム)」を運営する、わづくる(茨城県大洗町)と業務提携を締結し、「別荘レンタル事業」を展開している。今回、提携事業を拡大し、わづくるにモデル棟の一部にて宿泊運営業務を委託。OURoomの別荘レンタル棟として宿泊体験を提供する。LOGWAYを宿泊可能な“暮らし体験拠点”として活用し、BESSブランドの理解促進と新たな顧客層へのアプローチを図る。
今回の「泊まれる展示場」の取り組みでは、これまでのLOGWAY運営や貸切体験、わづくるとの別荘レンタル事業での知見を活かし、体験価値に事業性を追加。新たな顧客接点と位置づけ、宿泊体験による来場促進・商談機会を創出し、受注率向上と展示場運営の効率化を目指す。
「BESS札幌」は11月10日から、「BESS木更津」は12月1日から予約受付開始。予約はこちら(OURoom)から。
今後、宿泊対象となる展示場・棟数の拡大も検討しており、既存展示場の有効活用と新たな価値創出の両立を目指すとしている。

BESSの単独展示場LOGWAYの様子
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