パナソニック ホームズ(大阪府豊中市)はこのほど、沖縄県で初めてコンセプト導入型の分譲住宅地「パークナードテラス結の宙(ゆいのそら)」を開発し、本格展開を開始すると発表した。
同住宅地は、「エコロジー」「コミュニティ」「ウェルビーイング」の3つのコンセプトを街づくりに取り入れた分譲地で、全戸がZEH仕様。太陽光発電とV2H対応蓄電池、換気システム「HEPA+」を採用し、環境負荷の低減と家計への配慮、心身の快適性を追求している。
街区内には、石張り仕上げの駐車場出入口による統一感のある景観を整備するとともに、住民同士の交流を促す共有プラントスペースを設置。長寿社会を背景に、地球・地域・健康と共生する住まいのあり方を提案する。
第1号物件「パークナードテラス結の宙 読谷村(よみたんそん)」は、中頭郡(なかがみぐん)読谷村で分譲中。

パークナードテラス結の宙 読谷村 街並みイメージ
総務省「住宅・土地統計調査」によると、2023年10月時点の沖縄県内の一戸建て持ち家は20万1100戸で、2018年比4.8%増と増加傾向にある。同社は1981年に沖縄県で住宅販売を開始して以来、工業化住宅の強みを生かし、沖縄特有の気候・風土に対応した住宅を提供している。
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