EMソリューションズ(東京都港区)は9月12日、空調大手の富士通ゼネラル(神奈川県川崎市)製の「ウェアコン」の販売を開始すると発表した。

暑さ対策だけでなく暖房機能も搭載するウェアラブルエアコン「ウェアコン」
「ウェアコン」は、東京大学の板生清名誉教授が研究開発した技術をベースに富士通ゼネラルが製品化したもので、首に装着することで効果的に頸部を冷やし、暑さによるつらさを軽減。外部温度に対して最大マイナス20℃の冷却能力を持ち、40℃の過酷な環境でも優れた冷却性能を発揮する。
暖房機能も搭載し、年間を通して安全・安心な職場環境をサポート。標準装備のバッテリーで最大7時間の連続稼働が可能で、消費電力5~20Wと優れた省エネ性も実現している。
暑さ対策として導入されるスポットクーラーや扇風機、ファン付き作業服、ネッククーラーなどは、外気温が高すぎると十分な効果が得られないなどの課題があった。同社は、同商品で過酷環境に対応した暑さ対策を支援するとしている。

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