24年度首都圏新築マンション、4年連続で最高値を更新

不動産経済研究所（東京都新宿区）が4月21日に発表した2024年度の首都圏の新築分譲マンション一戸あたりの平均価格は、前年度から570万円（7.5％）上昇し、8135万円となった。また、平米単価も7.9万円（6.9％）上昇し、123.0万円で13年連続の上昇。労務費や資材費、用地費などの高騰で平均価格、平米単価ともに4年連続で最高値を更新した。

エリア別でも全てのエリアで上昇した。平均価格・平米単価は、東京23区が1億1632万円（前年度比11.2％上昇）・177.3万円（同10.1％上昇）、東京都下6067万円（同13.2％上昇）・95.0万円（同18.8％上昇）、神奈川県6587万円（同 7.2％上昇）・100.9万円（同7.5％上昇）、埼玉県5893万円（同20.5％上昇）・89.7万円（同17.3％上昇）、千葉県 5604万円（同10.6％上昇）・80.3万円（同9.4％上昇）。

一方、発売戸数は3年連続で減少し、前年度比17.0％減の2万2239戸だった。1975年度の2万5723戸を下回り、調査開始以来最少となった。

エリア別の内訳は東京23区8272戸（シェア37.2％）、東京都下1993戸（同9.0％）、神奈川県4585戸（同20.6％）、埼玉県3425戸（同15.4％）、千葉県3964戸（同17.8％）。

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