不動産経済研究所が1月23日発表した2024年の東京23区の新築マンション1戸当たりの平均価格は、1億1181万円となった。前年の1億1483万円を下回ったが、2年連続で1億円の大台を超えた。
首都圏(東京都、神奈川、埼玉、千葉各県)の平均価格は前年に比べて3.5%減の7820万円となった。土地代の上昇に加え建設費や人件費の高騰が販売価格を押し上げる状況が続いており、過去最高となった前年の8101万円を下回ったものの、高水準で推移している。
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