東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は1月20日、首都圏における2025年1〜12月の不動産流通市場動向を公表した。それによると、新築戸建て住宅と中古戸建て住宅の流通がともに前年を大きく上回り、成約件数が大幅に増加したことが分かった。
新築戸建て成約数2年ぶり増加
新築戸建て住宅の成約件数は2年ぶりに増加した。1万6197件(前年比242.8%増)と大幅に増え、前年の落ち込みから一転し、全ての都県・地域で増加した。
成約価格は4532万円(前年比4.1%増)で2年連続の上昇。土地面積は115.44㎡(前年比2.0%減)で2年連続縮小した。一方、建物面積は98.61㎡(前年比0.3%増)とわずかだが増加し、2年ぶりに前年を上回った。
新規登録件数は6万2667件(前年比5.7%減)と2年連続で減少した。売り出し価格は4904万円(前年比3.0%増)と3年連続で上昇、価格水準は高止まりしている。
中古戸建ての成約価格は5年ぶり下落
中古戸建て住宅の成約件数も2万1632件(前年比52.5%増)と大きく伸び、2年連続の増加となった。都県・地域別でもすべてのエリアで前年を上回った。一方、成約価格は平均3917万円で、前年比0.8%減と5年ぶりに下落した。東京都区部、多摩地域および東京都全体では前年の価格を上回ったが、その他の県・地域は下落となった。
土地面積は147.64㎡(前年比3.8%増)で3年ぶりに拡大した一方で、建物面積は103.66㎡(同0.2%縮小)で5年連続で前年を下回っている。築年数は24.37年(前年22.22年)で経年化が進んだ。
新規登録件数は7万7395件(前年比5.3%増)と3年連続の増加。登録価格も4430万円(前年比2.9%増)で2年連続で上昇した。売り出し物件は引き続き増え、価格も上向きで推移している。
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