東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が7月18日に公表した首都圏における2025年4~6月期の中古住宅市場は、戸建て住宅の成約件数が5504件で前年同期比52.0%増となり、6期連続で増加した。成約価格平均は前年比・前期比とも下落した。
成約価格は、3875万円で前年同期比2.5%減と2期連続で下落。前期比も1.5%の下落となった。土地面積は、146.94㎡で前年同期比1.5%増と2期連続で拡大。前期比も1.2%増と拡大した。建物面積は、103.09㎡で前年同期比0.8%減とほぼ横ばいながら、2期ぶりに縮小。前期比も0.7%減となった。
新規登録件数は、1万9800件で前年比7.9%増。在庫件数は、2万3341件で前年比7.9%増となった。新規登録価格は、4386万円で前年比2.5%増。前期比も1.3%上昇している。在庫価格は、4421万円で前年比1.7%増。前期比も1.3%上昇した。
マンション価格は51期連続で上昇
中古マンションの成約件数は、1万2090件で前年同期比29.2%増と3期連続で増加、成約平均価格は5188万円で前年比5.0%増と51期連続で上昇した。前期比も3.5%上昇した。平均平米単価は、82.85万円/㎡で前年比6.9%増と20年7~9月期から20期連続で上昇し、90年7~9月期の水準(83.32万円/㎡)に近づいた。前期比も3.8%上昇した。
専有面積は、62.63㎡で前年同期比1.8%減と5期連続で縮小。前期比も0.3%減となった。在庫件数は、4万4428件で前年同期比0.7%減と、5期連続で減少するも、ほぼ横ばいとなっている。
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