イケダコーポレーション(大阪府大阪市)が長年手がけてきた「エコバウ建築ツアー」が、2025年は10月19日~27日に実施され、本紙も同行した。28回目のツアーとなる今回は『木の循環と建築』がテーマ。ドイツ・オーストリア・スイスの最先端のエコ建築の状況をひもときながら、これからの住宅のあり方のヒントを探っていこう。

同研究所所長のシュナイダー氏。「エアコンはないため、夏季は日射遮蔽と自然換気により対応。パッシブハウスの計算上、過熱日(室温が26℃を超える日)は年間4日程度とされるが、実際には年により0〜8日発生している。窓の内側温度が30℃に達することもあり、注意が必要」と話す。 過熱する夏の温熱環境がヨーロッパの課題だという
一行はドイツ南東部、オーストリアとの国境に近いローゼンハイムの「バウビオロギー研究所」を訪問。同研究所のシュナイダー所長からバウビオロギーの考え方と研究所の建物についての解説を受けつつ、建築家のホルガー・ケーニッヒ氏からも、ヨーロッパの建築トレンドと「成長する建材」の可能性についてレクチャーを受けた。
1969年、「健康な建築と住まい」を目指すワーキンググループから生まれた「バウビオロギー(建築生物学/建築生態学)」は、建築(Bau)、生命(Bio)、学問(Logos)を語源とする造語。「バウ」を単に建築(建物)と捉えるのでなく、人の健康と心の豊かさ、環境への配慮、そしてまちづくりまで含め自然との調和を重視した建築哲学として捉えることがこの考え方の根底にある。
76年設立のバウビオロギー研究所では「バウビオロギー認証」を行っており、エネルギー消費量の最小化のみならず・・・
この記事は新建ハウジング1月10日号16面(2026年1月10日発行)に掲載しています。
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