国土交通省は10月24日、建設キャリアアップシステム(CCUS)登録技能者の能力評価基準に「石材施工技能者」を追加すると発表した。能力評価実施団体は全国建築石材工業会。今回の追加で対象職種は46分野となった。
「石材施工技能者」は、石材の加工や据付け、建築物の外壁や床への石材の張り付け、壁や擁壁など石材の積み上げを行う職種。技能検定では「石材施工」(石材加工作業、石張り作業、石積み作業)などが習得すべき技能の範囲となる。
CCUSでの技能レベル判定では、「レベル1(ホワイト)」は、技能者登録をしているがレベル2以上の判定を受けていない技能者が該当。「レベル2(ブルー)」は、就業日数3年で、2級石材加工作業技能士、2級石張り作業技能士、2級石積み作業技能士など、2級の関連資格を保有する者を認定する。
「レベル3(シルバー)」は、就業日数7年で、1級の関連資格を保有する者、ジュニアマスター顕彰者、職長としての就業日数が3年ある者が対象。「レベル4(ゴールド)」は、就業日数10年で、登録石材施工基幹技能者、レベル2・3基準の保有資格を満たす者、建設マスター顕彰者、職長としての就業日数が5年ある者などが該当する。
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