北海道建築工事業組合連合会(北建連、北海道留萌市)は、建設業従事者を対象とした「木造建築物の組立等作業主任者技能講習」を11月11、12日の2日間、札幌市白石区にある北海道立職業能力開発支援センターで開催する。講習時間は両日とも午前9時~午後5時まで。
労働安全衛生法では軒高5メートル以上の木造建築物における構造部材や屋根下地、外壁下地の組み立て・取り付け作業は、作業主任者を選任するよう義務付けている。本講習では「作業主任者」の資格取得を目的としたもの。講習会では「構造部材の組み立てや屋根下地の取り付け等に関する知識」、「工事用設備や作業環境に関する知識」について解説する。これに加え、作業者教育、関係法令などについて受講後、修了試験が実施される予定だ。
受講対象者は、次の3つ。①木造建築物の組み立てやこれに伴う屋根下地または外壁下地の取り付け作業に3年以上従事した経験者、②建築・土木系学科を卒業し2年以上の実務経験を有する者、③または厚生労働大臣が定める条件を満たす者。
定員は30人で、受講料は1万5380円(テキスト代・税・送料込み)。申込締切は10月28日まで。
講習の詳細や申込書のダウンロードは、同連合会の公式ウェブサイトで案内している。問い合わせは電話(0164-56-0406)でも受け付けている。
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