公益財団法人日本住宅・木材技術センター(東京都江東区)は、木造軸組工法による中大規模建築物の許容応力度設計に関するオンデマンド形式の講習会を開催する。中⼤規模⽊造建築の構造設計で留意すべき指針や設計法、試験や評価⽅法などのポイントを解説する。さらに、2025年4月施行の改正建築基準法についても解説する予定。
講師は稲⼭正弘・東京⼤学名誉教授や槌本敬⼤・建築研究所材料研究グループ⻑ほか多数の有識者・専門家が登壇する予定。内容でも、構造設計の考え⽅や荷重・外⼒の算定、⽊造トラス梁の構造設計法、準耐⽕建築物の燃えしろ設計など幅広いテーマを取り扱う。
受講料は無料で定員600人。9月15日~26年1月31日までの配信期間中は随時視聴できる。なお、テキストとして同センター発行の『⽊造軸組⼯法中⼤規模建築物の許容応⼒度設計2024年版』を使用するため、事前に同センターのウェブサイトから購入する必要がある。またCPDプログラム認定、JSCA建築構造⼠評価点の対象となる予定。受講申込はこちらから。
【講義コンテンツと講師】(予定)
第1章
「構造設計の考え⽅と適⽤条件」稲⼭正弘・東京⼤学名誉教授
第2章
「使用材料-1(軸材と面材)」槌本敬大・国⽴研究開発法⼈建築研究所材料研究グループ⻑
「使用材料-2(接合具と接合金物)」川原重明・木質環境建築代表
「荷重・外力の算定」福山弘・ハフニアムアーキテクツ代表
「横架材と柱の鉛直荷重に対する断面算定」同上
「耐力壁の構造設計法」小谷龍城・エヌ・シー・エヌ木構造技術センターセンター⻑
「⽔平構⾯の構造設計法」同上
「木造トラス梁の構造設計法」田尾⽞秀・樅建築事務所代表
「準耐火建築物等の燃えしろ設計」川原重明・木質環境建築代表
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